#117 40代、根を張り直す|ショクブツとワタシ【雑記】

ぼたとし
ぼたとし

どうもぼたとしです。

今回の雑記

「ショクブツとワタシ」は

40代、根を張り直す」です。

たらたらと思いのままに

書くブログ〜ーー

お時間ある方、どうぞーーー

最近のぼたとし

気づけば、もう四十手前。


気合いで乗り切れた二十代。


責任に追われて

がむしゃらだった三十代。

その先にあるのは


不思議な静けさ。

仕事も、家庭も、

表面上は落ち着いている。


けれど、心のどこかで、燻ってる。

──「このままでいいんだろうか?」


安定しているようで、実は不安定。

四十代、

まるで“根が張りすぎた鉢植え”みたいだ。


外から見れば安定しているけど


中では根が絡まり合って

伸びる場所を探している。

仕事のポジション、

家族との関係、

体の変化。←ココ大事

全部が「そこそこ」

うまく回っているようで、

どこかで

「もう少し自由に息をしたい」

と感じてる。

そんな時、ふと目に留まったのが、

塊根植物


なぜ、男たちは“根を張る植物”に惹かれるのか?

塊根植物は、

地上よりも地下にあるものが

メインと言っても過言ではない。


派手に見せるための花でも、

すぐに伸びる枝でもない。

ただただ


時間をかけて、じっと力を溜める。

水を切って、

葉を落とし、眠る。

そして、誰も見ていないところで、

また静かに根を伸ばす。

その姿に、なんとなく

どこか自分を重ねてしまうセンチおっさんも

多いのではないだろうか。


焦っても、

動かなくても、

ちゃんと生きている。

「無理に頑張らなくてもいい」って、

教えられている気がする。


ベランダの片隅で、再生する心。

ベランダの片隅。

今日も仕事帰りに、

鉢をひとつひとつ眺める。

ほんの少しの新芽に、

言葉にできない安堵を感じる。

「よく耐えたな」

そう声をかけながら、

自分にも同じ言葉をかけている。

育てているつもりが、

実は“育てられている”のかもしれない。


そして、人生はまだ枯れない。

葉を落としても

根は生きている。


地上が静かでも

地下では動き続けている。

その当たり前の事実が、

不思議と心を軽くしてくれる。

ミドルエイジの再生は、

大きな決断や転職から始まるんじゃない。

きっと、“ベランダの片隅”から始まる。

一度枯れても、また芽吹ける。

そのことを、

植物が毎日、

静かに教えてくれている。

……とか言いながら、


この前のグラキリス、

水やりミスってまたシワシワになってる。

俺の再生、まだ先っぽい・・・

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