#95 耐寒温度と体感温度

#95

ぼたとし
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今回の記事はこちら。

◆ 耐寒温度体感温度について

 

はじめに

冬が近づいてきた。

朝起きるのがつらい時期だ。

目が覚めた瞬間に

「おっ今日は冷えるな。」

(「まだ眠い」がセット)

となると、人間は布団に潜ることができるが

植物はそうはいかない。

これからの季節

植物の冬越しが気になる方も

多いのではないだろうか。

今回は植物の耐寒温度について

初心者なりに、いろいろ調べてみた。

耐寒温度と体感温度の違いって?

そもそも、耐寒温度とは

一体、何か?

調べてみた。

耐寒温度・・・植物が凍結せずに生育できる最低温度のこと。
ただ、耐寒温度だけでは
植物の冬越しを判断するのは難しい場合がある。
なぜなら、植物が感じる寒さは
気温だけでなく、湿度など、
様々な要素が複合的に影響するため。

例えば、同じ5℃の環境でも

乾燥した室内と、風が強く湿度の低い屋外では

植物が感じる寒さは大きく異なる。

この植物が実際に感じる寒さを

(植物の)体感温度と呼ぶらしい。

 確かに。

過去に何の障害なく乗り越えた年もある一方、

同じ気温でやらかしたこともある。

確かその時は

最低気温0℃以下 ➕ 

前日の雨(雪) ➕ 

放射冷却 ➕

早朝の霜

など複合的なことが原因だったと思われる。

塊根植物の耐寒性と種類別の耐寒温度

塊根植物は、

みなさんもご存知のように

大きく夏型と冬型に分けられる。

(厳密に言うと春秋型)

  • 夏型

生育期は春から秋にかけてで、

冬は休眠期に入る。

一般的に耐寒性が低く、

10℃以下になると生育が停止し、

5℃以下では凍害を起こす可能性がある。

  • 冬型:

生育期は秋から春にかけて。

夏は休眠期に入る。

夏型に比べて耐寒性が高く

0℃程度の低温にも耐える種類もある。

種類 耐寒温度 特徴
パキポディウム・グラキリス 10℃以上 代表的な夏型。寒さに弱く、室内での管理が必須。
コノフィツム 5℃以上 多肉植物の種類。種類によって耐寒性が異なり、一般的には寒さに弱い。
オトンナ・クラビフォルミス 0℃以上 冬型種。比較的寒さに強い。

冬越し方法

では、結局、外での冬越しは

どのようにすればよいのか。

種類ごとの耐寒温度を理解するだけでなく

冬までの管理が鍵を握ると思っている。

(ちなみに塊根植物は室内1択)

(以下はアガベでの話)

  • 設置場所
    • 寒さに弱い種類は、室内の日当たりの良い場所に置く。
    • 外管理の株は、軒下など雨が直接当たらないところへ置く。

  (⇧ココ大事)

    • 夜の温度が低い場合は、室内に取り込む。

 

  • 水やり:
    • 生育が停止している冬場は、水やりを控えめにする。
    • 土が完全に乾いてから、少量の水を与える。

 

  • 温度:
    • 発根管理中のものはヒーターなどで温度を管理する。
    • 保温シートなどで保温する。
    • 最低気温を気にしながらも、前日の天気の様子を確認する。

(湿度や風、雨天だったか否かなど )

  (⇧ココ大事)

株のポテンシャルももちろんだけど

越冬する場合は徐々に慣らしていくってのが大事かと。

 

まとめ

冬越しは、

種類ごとの耐寒温度を把握し、

適切な環境で管理することが成功の鍵。

(東京より東にお住まいの方で)

「いやいやうち、全部、外管理だから!」

って方おられましたら

ぜひ、いろいろなことをご教示ください。

と言うことで

今日はこの辺で!

ではでは〜〜

#冬越し

#管理

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