【対策】アガベの葉の異常。炭疽(そ)病!?葉焼け!?

 

ぼたとし
ぼたとし

どうも。

毎朝の植物パトロールは欠かせません。

早朝から物音を立てないように(家族を起こさないように)

日当たり場所の確保、霧吹きなどルーティンを決めて動いてます。

さて、そんなパトロール中に気づいたアガベの葉っぱの異常についてです。

結論から言うと、早とちりだったのですが。

どうぞ、お付き合いください。

 

 

 

↑植パト中に異常を発見。

葉焼け!?病気!?これはヤバイと直感的に思いすぐに調べました。

葉焼けについて

葉焼け・・・過剰な日光を浴びることにより、葉の葉緑素(クロロフィル)が破壊され、白っぽく色抜けしたような症状になること。進行が進むと黒や茶色に変色する。
確かに白い部分から変色し始めていました。
他のアガベも同じ症状。試しに葉をもいで(取って)、半分に切ることにしました。
色素変化が確かに見られました。
一応、異常が見られた葉は全て撤去しました。
ただ他のアガベは葉の異常の出方が少し違う。他の病気も疑うことに、、、

炭疽(そ)病について

炭疽(そ)病・・・葉に黒褐色の斑点が次第にあらわれてくる症状。初期症状は小黒点である場合が多いが、病班が拡大し次第に広がっていく。

詳しい方に相談すると、葉焼け(白抜け)部分の後に、変色しているのは、ほとんど葉焼けと疑ってよいとのことでした。

ただ、下記の写真のように明らかに葉の重なりの陰にあるものが異常が見られたので一応処置することに。

 

※ 上記の写真はチタノタNo. 1錦です。

これは蒸れに弱く、上のような症状が出やすいと言われています。

ちなみにカビ症状になった葉は以下のようになります。

2024.4 追記

対策・処置の仕方について

セオリー通り、下記の手順で処置しました。

① 用具の殺菌・消毒

カッターをライターで消毒。一応、刃先は念の為、アルコール消毒もしています。

② 被害葉の撤去

被害葉を取ります。手で取れるならそのまま、もぎます(方言:取ります)。もし大きな葉なら、縦に刃を入れて(と、習いました。)

③ ベンレート水和剤の使用
感染部分を削除後は、殺菌剤による処置を行います。
0.5g ×10袋は使い勝手がいいですね。
希釈についても詳しく書かれていました。ついでに子株もつけておきました。

経過観察

その後は、直射日光を避け、養生しました。
少し葉数が少なくなりましたが、その後、症状は見られず。
今後の成長に期待です。(なお、子株2つは水苔管理に移行。後日、改めて詳しく。)
ぼたとし
ぼたとし
以上、ぼたとしでした!
みなさんもよいbotanicalらいふを!
その後の経過の記事はコチラ
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